エコでおいしい暑さ対策
- landscapeyoshie
- 2018年8月5日
- 読了時間: 3分

豪雨の後は異常な高温が続く今年の夏。
近年、ますます顕著になってきた地球規模の気候変動は、様々な要因が重なってのことだと考えられますが、20世紀以降の気温の上昇率には、私たちが求めてきた便利で快適な暮らしが少なからぬ影響を与えていることは間違いなさそう。
一方で、毎日のようにニュースで繰り返される「ためらわずにエアコンを使ってください」のアナウンスには、大きな違和感を感じます。
エアコンを使うことをためらう人がいるから、わざわざ”ためらわずに”と言うのだろうけど、
”ためらう”理由はなんなのか。
「年金暮らしの年寄りは、一日中クーラーなんかつけとかれへん」→電気代の問題
冬の北海道の燃料費のように、誰かが補助してくれるのだろうか?
無責任な言葉を繰り返す高給取りのアナウンサーには、世の中にはそんな人もいること、
想像も及ばないんでしょうね。
報道番組なら、もっと根幹的に有効で、誰にも無理のない暑さ対策の特集でもやって欲しい。
同時に、ためらわずにエアコンを使い続けた結果予想される、都市のヒートアップやゲリラ豪雨の検証も。
ということで、クーラーをつけない部屋の暑さ対策をいろいろ調べていると、
昔ながらの簾や立簾の使い方を工夫することで、かなり効果があることがわかったので、さっそく実践。
<エコでシンプルで安上がりな暑さ対策>
〇簾の使い方の工夫
窓の外側に窓から少し話して簾を2重にしてぶらさげる(簾は厚みがあまりなく、そのままだとあんまり断熱効果がないので、1.8mのものを二つ折りにして使用すると効果がUP)
立簾はかなり断熱効果があるので、併用して使う手もあると思う。
室温がかなり違ってくるので、エアコンの利きもよくなるのでは。
(うちにはエアコンがないので、帰るとすぐに扇風機の風を強にして、滞留した熱い部屋の空気を追い出すようにしています。)
〇扇風機やサーキュレーターの使い方の工夫(夜間寝苦しい時)
扇風機の風が直接体に当たらないように、扇風機を上向きにして部屋の空気を循環させるように使用。熱い空気が停滞していると寝苦しいので、空気が動いて風のゆらぎが感じられるようにするとかなり涼しく感じます。
〇水シャワー
例年は、お風呂の水を温めずに使えたのは8月に入ってからだったと思うのですが、今年は豪雨の後から水シャワーで十分に。
(水道の水が温水になっているので。マンションだと違うかもしれませんが。)
かいた汗はさっぱり洗い流すと気分も爽快です!
水シャワーこそ、”ためらわずに浴びましょう!とおススメです。
<おいしい熱中症対策>
IHヒーターなど、火を使わない熱源を利用。
皮付きのままざっくり切ったジャガイモを高温でからりと揚げた自家製ポテトフライ。
ハーブ塩をたっぷりまぶして、ビールや炭酸ドリンクと一緒に。
(きび糖や蜂蜜で作った自家製のジンジャエールや梅ソーダなどだとよりヘルシー!)
食欲がなくても、あっという間に大きめのジャガイモ2個分平らげてしまいました。
島では、終日結構風が吹いているので、緑いっぱいの屋外席もおすすめです!
立簾の陰影も美しい。
日本の夏の風流を楽しみましょう。